| 1 |
| 原皮の輸入 |
| 牛、馬、羊、やぎ皮などが輸入され、豚皮のみが国産原皮となっている。原皮はアメリカ、オーストラリアのほかにヨーロッパ、東南アジアなどからも輸入される。 |
| 11 |
| シェービング（裏削り） |
| 革製品の用途に応じて、革を削って最終的な厚みにする。 |
| 2 |
| 原皮倉庫 |
| 日本のユアサグローブ倉庫へ到着後、いろいろな手続きをして 倉庫へ持ち込まれ、その後各工場へ運ばれる。 |
| 12 |
| 再なめし・加脂・染色 |
| 革のやわらなさなどを調整しながら染色する。 |
| 3 |
| 原皮水洗い |
| 原皮に付着している汚物を取り除く。汚れた水は処理して、 きれいな水にしてから外へ流す。 |
| 13 |
| セッター（伸ばし） |
| 染色した革の水分を取り除くと同時に革を伸ばす。 |
| 4 |
| 石灰漬 |
| 石灰に漬けて皮をふくらませ毛を毛根からぬき取る。 毛をぬき取った面が皮の表面（裏側）になる。 |
| 14 |
| 革の乾燥 |
| 網、金属板などに革を伸ばしながら張って乾燥する。 |
| 5 |
| フレッシング |
| 皮の裏面に付いている不用物を取りのぞく。スプリッティング（バンドナイフ） 製造する用途（靴用、かばん用、衣服用など）に応じて、皮の厚みを分割する。 |
| 15 |
| バイブレーション（革もみ） |
| 乾燥した革をほぐしてやわらかくする。 |
| 6 |
| なめし |
| クロムなめし、タンニンなめしなどの方法で皮にいろいろな耐久性を持たせる。 |
| 16 |
| バフ（ペーパーがけ） |
| 革の種類によっては、表面をペーパーで削りとり、なめらかにする物もある。 |
| 7 |
| 背割り |
| 牛、馬などの大きな革では、作業がしやすいように1頭分の革を背筋に沿って半分に分ける。 |
| 17 |
| 物性試験・外観検査 |
| 革の色、強さ、やわらかさなどすべての品質検査をする。 |
| 8 |
| 水絞り |
| 水分を取り除くと同時に革を伸ばす。 |
| 18 |
| 計 量 |
| 革の面積をはかる。 |
| 9 |
| 等級選別 |
| 革の表面（裏側）の欠点が多いか少ないかを見分ける。 |
| 19 |
| 梱包・発送 |
| 革が汚れないように荷造りして中国工場へ発送する。 |
| 10 |
| バンドナイフ |
| 6のなめしの前に皮を分割しなかった場合は、ここで分割する。 |
| 20 |
| ユアサグローブの中国工場にて縫製され 高級革手袋になります。 |